第5回 木の話
木の素性を知ってこそ はじめて本当の家はできる
環境に合った木を使うことが一番!
木は育ったところの気候風土によって育ち方が違い、それぞれ異なった特性を身につけます。家を建てるときも、その家が建つ場所の環境に合った木を使うべきなのです。
日本の住宅には国産材を使うことが理想。もし、海外の材木を家づくりに使うなら、なるべく同じ緯度(類似した気候風土)の場所で育った木を使うほうが、耐久性に優れた住宅になるのです。
「適材適所」という言葉は、まさにそんな家づくりの勘どころを教えてくれる言葉といえます。
例えば、昔から大工の間では「北海道の木を柱に使うな」という合い言葉がありました。降雨量が少ないなど、気候が異なる地で育った木を本州で使うと、シロアリに侵されやすいことを現場の職人たちは経験から知っていたのです。
なによりもその木がどんなところで育ち、どんな特性を持っているか、その木の素性を知った上で材木を使わなければ、本当の家づくりはできないのです。
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