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2010年06月06日
現場段取り!!
今日は現場の段取りの1つ、『造作木拾い』のお話です。
菊池建設の建物は既製品の建具や建材も使用していますが、チョット既製品の建具や建材では納まらない、オリジナルなイメージを追及する場合や、和室の材料などは無垢材の造作材を加工して納めています。
そしてそれらの材料を取り付けするのは勿論大工さんの仕事なのですが、設計図に描かれる、設計者の考えるイメージを具現化するのは現場監督の仕事になります。
設計図に描かれたおおよそのイメージを元に、どのような形状の材料をいくつの寸法で加工して仕上れば設計図のイメージになるか詳細な納まりを考え、材料の寸法と造作加工部位を決めていきます。
そして必要な数量を拾い出し、加工指示書を作成して材木業者へ発注します。
通常、一般の大工さんは、生材(未加工の材木)を調達して自宅だったり、作業場や現場で加工したりして取り付けていったりします。
菊池建設の場合、現場監督がそういった造作材を拾い出して加工指示を出して、工場で造作加工された部材を現場納品してもらいます。
当然ながら現場で取り付けする大工さんが、以前紹介した木のクセを取る作業をしますが、基本的な形は現場納品された時点で出来上がっています。
なので菊池建設の現場監督はただ材料を頼んで大工さんに全部お任せするのではなく、監督自身も納まりを把握して大工さんと打合せをして適材適所の材料の加工指示や、取り付け指示をしなくてはいけないので、図面の把握と納まりの把握が出来ないと造作木拾いが完成しません。



これが加工指示、木拾い書の一部を抜粋したものです。(・・・ボクもCADが使えればパソコンで詳細図を描けるのですが、CADが使えないのと今のPCにCADソフトを入れると重すぎて動かなくなってしまうので方眼紙に手描きで簡単な詳細図をおこしています)
55年経った今でも職人社長が起こした気構えと、伝統が受け継がれて1棟1棟手造りで皆様のマイホームを手掛けています。
菊池建設の建物は既製品の建具や建材も使用していますが、チョット既製品の建具や建材では納まらない、オリジナルなイメージを追及する場合や、和室の材料などは無垢材の造作材を加工して納めています。
そしてそれらの材料を取り付けするのは勿論大工さんの仕事なのですが、設計図に描かれる、設計者の考えるイメージを具現化するのは現場監督の仕事になります。
設計図に描かれたおおよそのイメージを元に、どのような形状の材料をいくつの寸法で加工して仕上れば設計図のイメージになるか詳細な納まりを考え、材料の寸法と造作加工部位を決めていきます。
そして必要な数量を拾い出し、加工指示書を作成して材木業者へ発注します。
通常、一般の大工さんは、生材(未加工の材木)を調達して自宅だったり、作業場や現場で加工したりして取り付けていったりします。
菊池建設の場合、現場監督がそういった造作材を拾い出して加工指示を出して、工場で造作加工された部材を現場納品してもらいます。
当然ながら現場で取り付けする大工さんが、以前紹介した木のクセを取る作業をしますが、基本的な形は現場納品された時点で出来上がっています。
なので菊池建設の現場監督はただ材料を頼んで大工さんに全部お任せするのではなく、監督自身も納まりを把握して大工さんと打合せをして適材適所の材料の加工指示や、取り付け指示をしなくてはいけないので、図面の把握と納まりの把握が出来ないと造作木拾いが完成しません。
これが加工指示、木拾い書の一部を抜粋したものです。(・・・ボクもCADが使えればパソコンで詳細図を描けるのですが、CADが使えないのと今のPCにCADソフトを入れると重すぎて動かなくなってしまうので方眼紙に手描きで簡単な詳細図をおこしています)
55年経った今でも職人社長が起こした気構えと、伝統が受け継がれて1棟1棟手造りで皆様のマイホームを手掛けています。
Posted by 檜人(ひのきんちゅ) at 16:25│Comments(0)